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近年では国際結婚と言ってもそれほど特別な感じはしなくなりました。
一昔前では、まるで夢の様な話で、親にも反対され近所では特別な目で見られたような時期もあったような気がします。日本人同士の結婚も同じですが、結婚はなにより本人同士の意思が大切です。
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 ■フィリピンの国際結婚・婚姻制度
多くの日本人がフィリピン人と結婚してきましたが、フィリピンには日本のように戸籍制度、住民届け制度は無く、教会に出生届けを行うので住民登録がよく間違い、時間がかかることが予想されます。
婚姻手続は家族法という法律に基ずき行われます
◇フィリピンで結婚する手続の手順
・日本人が在フィリピン日本領事館で婚姻要件具備証明書を取得。
ー申請書類ー
・申請料申請手数料 (650ペソ)再婚者は1300ペソ。
・日本人申請書類は戸籍謄本又は抄本１通、旅券、フィリピン人の出生証明書、住民票、婚姻歴がある場合除籍謄本または改製原戸籍謄本、その他追加書類が必要な場合も有り。
・フィリピン人の出生証明書はフィリピンの市町村役場かフィリピン国家統計局で取得。
（出生証明書が無い場合は、統計局発行の「出生記録不存在証明書、１通」と洗礼を受けた教会発行の「洗礼証明書、１通」で代用できる。
・申請書類を二人で日本領事館等に持って行き申請する、翌日や翌々日婚姻要件具備証明書が発行される。
次は当事者2人が役場に出向き、結婚する事を伝えます。
（役場は婚姻告知を市役所の掲示板にて公告して、10
日間異議申し立てがないか確認）
フィリピン人がフィリピンの婚姻許可書を居住地域の役場で取得。
ー申請書類ー
・発行費500-1500ペソ（市役所により変わる）
・婚姻要件具備証明書原本、双方の顔写真各１枚 日本人の旅券コピー、フィリピン人の出生証明書謄本１通。
・婚前講座受講証明（婚前講座はフィリピン政府が国際結婚をするカップルに義務づけている）
結婚式を行う。
ー必要書類等ー
・婚姻許可書、指輪、カメラ、印鑑、立会人（2人）
・１２０日以内に行う、牧師、神父、裁判官、市町村長などの「婚姻挙行担当官」、２人以上の証人の前で婚姻証明書に署名。
・費用は1500-2500ペソ（セレモニー含む）
・結婚式のスナップ写真は各種手続きに必要、必ず撮影する。
・婚姻証書を役場に登録（一般的には有資格者が届け出する）
・日本の役所か在フィリピン日本領事館へ婚姻届け出を提出（３ヶ月以内）
ー必要書類等ー
申請書、運転免許証等、婚姻証書謄本１通と日本語訳文、フィリピン人の出生証明書謄本１通と日本語訳文、印鑑
・いずれも登録した役場から取得して、フィリピン国家統計局の認証を受けたものが必要。
・在フィリピン日本大使館・総領事館
在外公館リスト
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